セラピストという仕事を選んだ理由
8つ下の妹が、先日結婚式を挙げました。
地元、茨城での式で
2人の職業柄や
高齢のご親族も出席するということもあり
私はオンラインでの参加…（ ; ; ）
やっぱり目の前でお祝いしたかったですが
私が出席することで不安に思う人がいるのであれば、
無理に出席することはできないねと
妹とも相談して決めたことです。
画面越しででも、式に参加することができてよかったです。
ドレス姿、本当に綺麗でした。
私は4人きょうだいの1番上で
彼女は1番下でしかも8つ離れているので
私にとっては
いつまでも、小さい妹ちゃん。
でも。
いつのまにか、立派な、素敵な女性になっていました✨
実は、
私が今のセラピストのお仕事、
それからベビーマッサージのお仕事をしている理由の一つに、妹のことがあります。
彼女は人一倍、真面目で繊細で優しくて、
その分、辛い思いをすることも多かったようです。
一時期、
彼女は少し心と身体のバランスを崩して
苦しんでいました。
もちろん心配したし、なんとかしてあげたいと思いながらも
その時私はすでに実家を離れていたこともあり
学生生活だったり、仕事だったりと自分の人生に精一杯で
結局はほとんど何もしてあげられませんでした。
今思えばきっと、
私にももっとしてあげられることがあったなぁ、と思います。
両親や周りの方に支えてもらいながら
本人も頑張って乗り越えて
今ではもう生き生きと楽しそうに過ごしていますが
私の中では
ずっとそのことが心に引っかかっていました。
大学を卒業して、いざ就職、という時に
私はセラピストのお仕事を選びました。
元々マッサージに興味もあったし
なんかサロンで働くとかキラキラしてそうで素敵だな、とか
就活が嫌だった…(笑)とか、
やましい理由もありますが
心のどこかで
大事な人が辛い思いをしている時に
正しい知識で、何かサポートできるようになりたい。
お医者さんじゃないけど
言葉や薬じゃなくて、例えば身体に触れることで
身体はもちろん、気持ちも少し変えるきっかけになるかもしれない。
いつか、
妹の力になってあげられるかもしれない…
そんな想いがありました。
他にも色々方法はあったと思うんですけどね。
なぜかその時、そんな風に思ったんです。
その後
もうこの仕事を辞めようか…と思って、少し離れてみたこともありましたが
ずっとこの想いが根底にあって
結局は戻ってくるんです。
それは今も変わらなくて、
妊娠、出産を経て我が子の愛おしさを知って
今度は子供達のこれからを守りたい、
そしてそれを支えるママ達をサポートしたいという想いになって
少しずつ形は変化しつつも、
根底にあるのは同じ。
ベビーマッサージの先生というお仕事も、
目指したいところは同じなんです。
（ この辺はまた改めて書けたらと思います。 ）
想いばかり立派になって、なかなか現実が追いつけていないのですが…
これをもっと、きちんと形にしていきたいな、というのが今後の目標です。
ちょっと話が抽象的すぎて分かりにくいですね、すみません。
この話は今まで
誰にも、たぶん家族にも話したことはなかったと思います。
ほんとにそんなことできるのかな？
と、自信がなかったんです。
でも、
なんだかんだでセラピストの仕事を10年以上続けてきて
ベビーマッサージの先生にもなって
やっぱり、この仕事が好きなんだなぁ
と、(今さらですが)思えるようになってきて。
改めて、“触れる”ということの力を感じていて
自分がこれからやっていきたい、と思うことに少し自信が持てるようになってきました。
いい加減、腹を括って
頑張っていこうかな、と
妹の巣立ちを見て思ったのでした。
ほんとに、
会うだけで元気になれる！なんてパワーは持ち合わせていないし
プライベートでもかなりな要領悪の私が
誰かの力になろう！なんて
そんなのはおこがましいかもしれません。
でも、
ちょっと疲れたときや迷ったとき、
辛くなったとき。
ちょっと休んだり
そっと背中を押したり
そんな存在であれたらいいなぁ。
わたしにできる方法で、
応援したりサポートしたりできたらいいなぁ、と。
妹も、もう必要はないかもしれないけど
また何か躓いたりした時に、
今度はもう少し、力になってあげることが
できたらいいなぁ、と。
そんな想いで、お仕事をしています。
長々とつまらない文章に
最後まで付き合っていただき
ありがとうございました。
現在は私事情によりポツポツとしか活動できていませんが、
その時に向けて勉強と準備を続けています。
この想いが具現化できるように
これからも地道に頑張っていきたいと思いますので、どうぞ応援よろしくお願いします⭐︎
Fuu... 山田文恵
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