息子の過ごす世界は思ったより優しいのかもしれない
今日はプライベートなお話なのですが、
今年からお子さんが保育園に入園された方。
保育園に行かせている事に、
迷いや罪悪感を感じている方。
これから復職されるか悩まれている方…
私個人の考え、感じたことなので
参考にはならないかもしれませんが…
こんな感じ方もあるよ、ということをお伝えできたらいいなと綴っております。
よかったら読んでいただけましたら幸いです。
＊＊＊
だいぶ今さらな話なのですが。
4月から、息子が0歳から4年間通った保育園から、他の園に転園をしました。
妹が通っている園に入れることになったので
親は送り迎えが劇的に楽になったし
本人も、妹と同じ園に行けて喜んでいる＆
初日からすんなり馴染んで、先生からも
もう1年前からいそうな雰囲気です笑
とのお墨付きももらい、仲の良いお友達もできて毎日楽しそうに通っています。
そんな子供の適応能力にも感心しますが、
この転園という経験を通して、
色々と思うことがありました。
息子が転園する前、最後の登園の日。
担任の先生達が小さなお別れ会を開いてくれて
花紙でつくった花束をもらって
教室を出る時にはみんなから
バイバイ〜！またね〜！がんばってね〜！
と盛大に送り出されていました。
お手紙をくれたお友達もいたり、
お友達のママや
直接は担任になっていない先生にも
寂しくなるよ〜と声を掛けてもらったり。
私が知らない
息子の世界がちゃんとできていました。
彼はちゃんと、彼の過ごす世界で
周りとの関係を築いていたんだなぁ…と。
息子は7ヶ月で保育園に通い始めました。
毎日毎日どんどん成長していく0、1、2歳を
ずっと側で見ていられなかったことは
やっぱり少し寂しいし
もっとゆっくり子育てしたいなとか
もう少し一緒にいてあげられたらなと思ったり
毎日時間に追われて余裕がなくなって
イライラしちゃうこと、
大人気なく感情的に怒ってしまうこと、、
多々あります。(現在進行形で)
見逃してしまったシーン、
2人でいたら私も一緒に経験できたこと
がもっとあったかもしれません。
でも、それを先生から聞いたり、
連絡帳のコメントを読んで想像したりするのもとても楽しかったし、愛おしかった。
ふとした時に、成長を感じるのも嬉しかった。
自分で話せるようになってからは、
本人から聞くのも楽しみでした。
結婚出産と同時期に横浜に住み始めて、
近くに友人もまだいなくて
実家も近くにない私にとって
一緒に息子の成長を見てくれる人がいることは
すごく救いになってるなぁと思うし
私、自分にはかなり甘いのですが
根が真面目なもので
子育てに関しては思っていたより
神経質になってしまっているようで…
逆に見えない時間、
自分が関わらない時間があることで
なんというか、お互い逃げ場ができて
ちょうどよかったように思います。
なにより。
毎日色んな人に名前を呼んでもらって、
たくさんの人と関わって。
大好きな先生やお友達もできて。
好きな人？と聞かれて名前や顔が思い浮かぶ人がたくさんいること。
これってとても素敵なことだなぁと。
小さい頃に担当してくれた先生が、
進級するたびに、大きくなったね！と声を掛けてくれたり。
お友達と喧嘩して、仲直りしたり。
みんなに見守られながら成長できること、
家以外にも安心して過ごせるいつもの居場所があること。
核家族が増えてご近所付き合いもなかなか少ない現代では、
もしかしてすごく貴重なことかもしれない。
そうしてみんなに受け入れられた経験は
この先息子にとっても、大きな糧になるんじゃないかなぁ。
あぁ、実は息子はすごく温かい世界で
素晴らしい経験をしているのかもしれないなぁ。
なんてしみじみ思ったのです。
まだまだ大変なのはこれからだろうけども。
園によっても様々でしょうし
私たちには見えない部分もきっとあるし、
いい事ばかりではないかもしれない。
それでも
基本的には保育士さん達、愛情を持って子供達に接してくれてると信じたい…
現に息子は、先生達が本当に大好き。
子供達ともっとゆっくり毎日過ごせたら
見られた姿や思い出ももっとあったかもしれません。
でも、保育園に行ったからできた関わりや思い出もたくさんあるのです。
それは、息子だけでなく、私にとっても同じ。
どっちがいい悪いではなくて、
それが我が家の思い出。
そんなことを思ったのでした。
0歳から見守ってくれた前の園も
転園前から息子に声を掛けて、温かく迎えてくれた今の園も
ほんとに、毎日子供達に関わってくれる保育園の皆さんには感謝しかありません。
そして、毎日元気に楽しそうに保育園に行って
私に好きな仕事をさせてくれる子供達にも感謝。
そして今年から保育園に入園された子達が
これから築く世界も素晴らしいものでありますように。
0コメント